規制緩和初日に「古今亭ふたたび」を聞く
もうコロナには慣れちゃったのですかね。それともウイルスは
死滅しないから共存するしかないと悟っちゃったのですかね。
興行ものの規制緩和が始まった19日、お江戸日本橋亭の「古今亭
ふたたび」を聞いてきました。
規制緩和を受けて急遽追加予約を受け付けた結果、けっこうな
入りとなりました。これだけ入ると笑いにも力強さが加わります。
やっぱり客は多いに越したことはありません。
でも緩和のせいで感染者が急増し、やっぱり規制強化します、
なんてことになりませんように。
当日の番組
・開口一番(駒介):「たらちね」
・白酒:「文違い」
白酒師匠の田舎の人の言葉と笑い方は群を抜いています。
落語の国の田舎でしか使われていないと思われる言葉が、小太り
(大太り?)で丸顔の白酒師匠の口にかかると実在感があり、
魅力的に聞こえます。GO TOキャンペーンでこの村に行ってみたい
ものです。
騙し騙されの修羅場で、ひとり角蔵さんだけはのんきにいい味を
出していました。
・馬生:「火焔太鼓」
ベテランらしく独特の雰囲気(リズムやテンポなど)がありますが、
ワタクシはどうもその雰囲気になじめません。
高座での姿、口調に気取りがありすぎるような気がします。芸に
気取りは必要ですが、馬生師匠の場合は、殿様が家来たちに家訓を
垂れているような感じがするのですね。
だから道具屋がびっくりしたり、おカミさんが悪態ついたりしても、
つねに馬生師匠の顔があって、登場人物の姿が見えてきません。
(もちろんこれはワタクシの個人的な好みです。念のため)
仲入り
・小駒:「花筏」
今回、小駒クンの顔を見ていて、あっ、と気がつきました。この顔、
へのへのもへじじゃないか!少なくとも眉と目はそっくりです。
その上いつもニコニコ顔です。そのイメージがワタクシの頭に焼き
付いているので、噺の中で怒ったり困ったりしても、伝わって来に
くいように感じます。ちょっと損をしているかもしれません。
小駒クンの「花筏」では、千鳥ヶ浜は千秋楽、友人達から無理矢理
土俵に上げられてしまうのですね。
いちおう父親との約束を守ろうとする律儀な青年です。
・雲助:「大山詣り」
雲助師匠は目許がすっきりしています。その目を存分に活かします。
目のかたち、視線の動かし方だけで場の雰囲気や登場人物の心理
状態がわかります。
話芸+目芸=至芸、とでもいいましょうか。
頭を剃られたことにまだ気づいていない熊公が、あくびしながら
頭をなでたときの手の滑り具合と驚きとが可笑しいのなんのって。
死滅しないから共存するしかないと悟っちゃったのですかね。
興行ものの規制緩和が始まった19日、お江戸日本橋亭の「古今亭
ふたたび」を聞いてきました。
規制緩和を受けて急遽追加予約を受け付けた結果、けっこうな
入りとなりました。これだけ入ると笑いにも力強さが加わります。
やっぱり客は多いに越したことはありません。
でも緩和のせいで感染者が急増し、やっぱり規制強化します、
なんてことになりませんように。
当日の番組
・開口一番(駒介):「たらちね」
・白酒:「文違い」
白酒師匠の田舎の人の言葉と笑い方は群を抜いています。
落語の国の田舎でしか使われていないと思われる言葉が、小太り
(大太り?)で丸顔の白酒師匠の口にかかると実在感があり、
魅力的に聞こえます。GO TOキャンペーンでこの村に行ってみたい
ものです。
騙し騙されの修羅場で、ひとり角蔵さんだけはのんきにいい味を
出していました。
・馬生:「火焔太鼓」
ベテランらしく独特の雰囲気(リズムやテンポなど)がありますが、
ワタクシはどうもその雰囲気になじめません。
高座での姿、口調に気取りがありすぎるような気がします。芸に
気取りは必要ですが、馬生師匠の場合は、殿様が家来たちに家訓を
垂れているような感じがするのですね。
だから道具屋がびっくりしたり、おカミさんが悪態ついたりしても、
つねに馬生師匠の顔があって、登場人物の姿が見えてきません。
(もちろんこれはワタクシの個人的な好みです。念のため)
仲入り
・小駒:「花筏」
今回、小駒クンの顔を見ていて、あっ、と気がつきました。この顔、
へのへのもへじじゃないか!少なくとも眉と目はそっくりです。
その上いつもニコニコ顔です。そのイメージがワタクシの頭に焼き
付いているので、噺の中で怒ったり困ったりしても、伝わって来に
くいように感じます。ちょっと損をしているかもしれません。
小駒クンの「花筏」では、千鳥ヶ浜は千秋楽、友人達から無理矢理
土俵に上げられてしまうのですね。
いちおう父親との約束を守ろうとする律儀な青年です。
・雲助:「大山詣り」
雲助師匠は目許がすっきりしています。その目を存分に活かします。
目のかたち、視線の動かし方だけで場の雰囲気や登場人物の心理
状態がわかります。
話芸+目芸=至芸、とでもいいましょうか。
頭を剃られたことにまだ気づいていない熊公が、あくびしながら
頭をなでたときの手の滑り具合と驚きとが可笑しいのなんのって。
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